理科室から火事が起こったことを想定して避難訓練がありました。高学年の子どもが火災に気づき教頭へ知らせ,放送で全児童に避難を呼びかける内容でした。ジャングルジム前に全員が避難にかかった時間は,1分37秒でした。みんな集中して訓練に望むことができました。
消防の人からは,放送(情報)をよく聞くこと。先生の声をしっかり聞くこと。火災場所から離れて避難すること。煙のところへ近づかないことなど教えて頂きました。また先生がいないときは,年上のお姉さんやお兄さんの言うことをしっかり聞いて一緒に逃げるようにと教えて頂きました。
「煙に巻き込まれて身体が動かなくなって気を失い,焼け死んでしまう人が多いんだよ。」
そこで図書館でスモーク体験を行いました。子どもたちは,煙の中を実際に歩いて見ました。腰をかがめて前の人の姿を追いながら進みました。前が全然見えなくてとても怖かったです。でも逃げ方が分かったことでしょう。
とっても貴重な体験でした。ちなみに煙のにおいはとっても甘いバニラの臭いでした。
校長先生から火事が起きたときに消防車を電話で呼ぶと何番?と聞くと分からない児童もいました。実際に家で火事が起きたときにすぐ対応することが大切です。それから「お・か・し・も」を確認しました。また最後まであきらめずに逃げることの大切さを話して下さいました。
最後に児童代表のあいさつでお礼を発表しました。消防の方からいつもの避難訓練のパターンではなく,児童が逃げ遅れたときに,どのように対応するかの訓練をするといいですね。と話して下さいました。