11月29日の午後は,本校児童のおじいちゃんである長野忍さんのサトウキビ畑での体験活動。広大な畑には,間もなく出荷の時期を迎えるサトウキビがきれいに植えられていました。この秋の二度の大きな台風の影響で,サトウキビが倒れるなどの被害があり,根元は少し曲がってはいましたが,すっくと天に向かって伸びていました。さすが生命力の源のサトウキビ!
まずは,サトウキビの植え方の工夫など育て方について教えていただきました。
先が2つにわれたサトウキビ刈り用の鎌を使って,キビ刈り体験開始。
サトウキビを実際に食べました。初めて食べた感想は・・・「甘い汁がいっぱい出てきておいしかった」「思ったより甘すぎず丁度おいしかった」など,みんな大喜び!元気がもりもり出てきました。これから寒くなるとさらに甘さが増すそうです。また,サトウキビの葉は牛の大好物だそうです。忍さんのお宅には立派な黒牛がいます。
ご一家で様々な作物を育て,天の恵みや人とのつながりを大切に,辛いことも乗り越え,いつも笑顔を絶やさない忍さんとその奥様(種子島弁では「バキ-」)に感謝いたします。
午前・午後とここ種子島ならではの体験活動を終えた留学生とそのご家族は,大満足。この体験活動を通して,作物のことだけではなく,心やさしい種子島の方々とのふれ合いを十分体感できたことでしょう。最高の一日を作ってくださった皆様方に厚くお礼申し上げます。